スナネズミ

ハムスターによく似た尻尾の長いげっ歯類

スナネズミはもともと中国北東部からモンゴル~ロシア南東部までのユーラシア大陸の中央部に多く生息していたげっ歯類の一種です。

分類的にはネズミ目ネズミ亜目ネズミ科と全く疑う余地なくネズミの一種類として分類されており、小動物の中では比較的飼育しやすい動物としてもよく知られています。

日本に原種は存在していませんでしたが、戦時中に中国から米国に持ち込まれ、それが戦後になって日本に持ち込まれたことによりペットとして繁殖をされるようになりました。

ただしスナネズミは近親種と交配をすることができるため、現在ペット用に出回っているスナネズミは純粋な原種ではなくペット向けに品種改良を受けたものです。

小型動物のペットといえば最も有名なのがハムスターですが、スナネズミはハムスターよりも若干人には慣れにくく神経質な面があります。

なつくなつかないは個体差が非常に大きいため、場合によっては利口に飼い主を認識して手乗りができるようになったりもしますが基本的には観賞用のペットと思った方がよいでしょう。

大きさや生態はだいたいハムスターと同じように考えてよいですが、外観の特長として細くて長い尻尾とフサフサの毛並みが挙げられます。

色は基本的に「ノーマル」という茶色のタイプが最も多く、他にもブラックやホワイト、シナモンといったさまざまなタイプがあります。

飼育そのものは手間がかからず便利です

ハムスターほどではないにしろ、スナネズミは小型動物の中で人気の高いペットです。
その理由は体が大きく室内に大きなスペースを必要としないことと、もう一つ糞尿の臭いがあまりせず、抜け毛も少ないので飼育に手間がかからないということがあります。

また基本的に鳴き声のない動物であることから室内に置いておいても騒音に悩まされることもなく、回し車を静音タイプにしておけば夜中もそれほど気になりません。

それともともと冷え込みの強い山岳地域に住んでいたことから、寒さ耐性に強いというところも大きなポイントです。

暑さには弱いため25℃以上にならないように夏場の気温には気を使ってあげなければならないのですが、寒さについては10℃くらいまで耐えることができ他のペットよりもかなり強い体を持っています。

ペットショップなどではよく同じケージ内にたくさんのスナネズミが入れられている様子を見かけますが、スナネズミは集団で行動することが多く、多頭飼育にも適しています。

一方で非常に繁殖力が強く、一年中発情期である上に一回の出産あたりで1~12頭の子供が生まれてしまうので、気がついたら膨大な数になってしまっていたというようなこともよくあります。

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