デグー

アンデス山脈に住む小型のげっ歯類

デグーはここ近年急激にペットとして人気が高くなってきた動物です。
もともとのデグーは南米アンデス山脈付近の広い地域に生息しており、ネズミによく似た見た目をしています。

生物学的にはげっ歯目(ネズミ目)ヤマアラシ亜目デグー科として分類されているので、一応はネズミなどの仲間でありつつも独自の進化をしてきた生物です。

成体となった時の体のサイズは12~20cm程度とかなり小さめで、体重も350gくらいとハムスターとほとんど変わらないくらいの大きさです。

ペット用として流通しているデグーにはいくつか色のパターンがあり、最もオーソドックスなのが「ノーマル」と言われる茶色のタイプです。

他にも「ブルー」や「バイト(まだら)」といったタイプがいたり、希少種ですが「ホワイト」「ブラック」といったものも見かけられます。

なぜ日本で急激にデグーがペットとして人気になったかというと、ネット動画などで高い知能を持っている様子が紹介されたからです。

普通げっ歯類は知能があまり高くないので、ペットとして長年飼育をしていても飼い主のことを認識してくれず隙あらば脱走しようとしてきます。

しかしデグーは犬猫同様に高い知能を持っており、人になつきやすいだけでなく名前をつけて呼んであげると自分から近寄ってきたりとかなり可愛げのある動きを見せてくれます。

基本的な飼育方法はハムスターと同じ

体のサイズの小さなデグーは、室内で飼育するとき十分に動きの取れるサイズのケージを用意すれば十分です。
最初に準備する品物はだいたいハムスターと同じなので、ホームセンターやペットショップに行けば簡単に手に入れることができます。

ケージは金網製のものとガラスや樹脂製のものがありますが、もともと山岳地域で生息しているデグーは身繕いをするときに砂浴びをする習性があるので、周辺に砂が飛び散らないようにするためガラスや樹脂製のものにした方がよいかもしれません。

ケージ内には床敷を敷き詰めることになりますが、このとき砂遊びができるような場所を作ってあげると喜びます。

他に身を隠すことができる小屋や、歯を研ぐために使う木材などを置いてあげてください。
夜中に走り回る習性があるので、回し車を入れておくと運動不足を解消することができます。

デグーを飼育すると気に最も気をつけておきたいのが温度管理です。
デグーの適温は20℃前後、湿度40%くらいで保っておくのが理想となっています。
低温に弱く、10℃以下になると疑似冬眠をしてしまうこともあるのでケージ内にはパネルヒーターなどを備えておきたいところです。

逆に室温が28℃以上になると熱中症の危険性があるので、夏場ケージを置く室内は常にエアコンをつけるようにしてください。

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