アメフクラガエル

わらび餅に似た体に癒やされるアメフクラガエル

ネットから流行が始まったペットはここ最近数多く見られていますが、中でも変わり種と言えるのが「アメフクラガエル」です。

アメフクラガエルとは別名「ソウゲンフクラガエル」とも言われるカエルの一種で、原種はアフリカ大陸のアンゴラやボツワナ、モザンビーク、ナミビア、南アフリカなどかなり広範囲に分布しています。

日本には原種が存在していないので普通に生活をしていて名前を聞く機会もほとんどないですが、見た目も日本でよく見かけるアマガエルとはかなり異なっています。

最大の特長である外観はまるでわらびきなこ餅のような円形に近い体型と黄色~茶褐色の体色です。
背中全体に斑紋がついているため、個体ごとに細かい違いがあるというのも大きな特長です。

手足が短く、ほぼ円形と言ってもよい体から細く飛び出しているので最初見てすぐにカエルとわからない人もいるかもしれません。

主にアフリカ南部の乾燥したサバンナ地域~森林地帯に生息しており、穴を掘って中に入るという生態行動をとります。
自力で50cmくらいの穴を掘ることもでき、普段は土の中に潜って時間を過ごしています。

ここ近年ペットとしての人気が高まってきたこともあって多く捕獲されてはいるものの、もともとの生体数があまり多くないことから素人がすぐに発見して捕まえるということはできません。

オタマジャクシを経ずにいきなり成体として活動

アメフクラガエルの生態でもう一つ珍しいのが、アマガエルのようにオタマジャクシの時期を経ずにいきなりカエルとして活動を開始するということです。

アマガエルと異なりアメフクラガエルは四肢の指先に水かきがありません。
これは体型的に水泳に向いていないということも関係しており、水中で生活をするという習慣がそもそもありません。

産卵は土の中で行われ、卵の中にいる間にオタマジャクシの時期は終わってしまうので孵化したときにはすでにカエルの姿をしています。

主な餌は昆虫類で、あまり自分から狩りに出かけることはなく待ち構えて通りかかった虫を捕獲して食べるというスタイルをとっています。

なお動き回る場合もアマガエルのようにぴょんぴょんと後肢を使って跳ねるという方法はとりません。
哺乳類のように四足で歩いて動くというところも大きな特長で、後ろから見るとまるで小さなハムスターが歩いているかのようにも見えます。

飼育をする場合にはガラスもしくは樹脂製の高さのあるケースを使用し、多めに土を敷き詰めて十分な量の水を与えます。

体温調節ができないため寒さに大変弱いので、ケース内にはヒーターを完備し年間を通して温かい環境においてあげるということが大切です。

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