ペットが殺処分されないドイツ

ペットが殺処分されない国

殺処分ゼロのドイツ飼うことができなくなってしまった、増えすぎてしまった、なかなか飼い主が見つからない、重い病気がある、色々な理由で殺されるペットが日本にはいます。
非常に悲しい事ですがそれが現実で、毎年何匹ものペットが殺処分となっているのです。

しかし、このようにペットを人間側の理由で殺してしまう国がある反面、まったく殺処分しない国があるのをご存知ですか。

それはドイツです。
ドイツには多数の動物保護団体が存在していて、1871年の時にはなんと200もの団体が存在していました。
そして1933年、動物保護法が制定されたのです。

時は流れ1970年代、犬に対する家庭用のワクチンがかなり普及しました。
またそれと同時に、実は野良犬の数が激減していったのです。
その為、「飼うことができない」「病気を持っている」等の理由で殺処分する必要がなくなって行ったのでした。

ただ実際には病気になるペットもいれば、怪我をしてしまう子、さらには飼い主が現時点でいない子等も存在しています。
しかしこういうペットに対しても治療をしっかりと行い、症状が改善してきたら里親を募集するのが一般的となっているのです。

また、1933年に制定された動物保護法ですが、現在もその存在はなくなる事無く、現時点で殺処分に関しては医学的な観点から、正当な理由がない限り殺す事が出来ないという事になっています。
正当な理由なく殺してしまった場合は、起訴の対象となるのです。

日本の施設に収容されたペット

日本の様に施設に収容された日数によって、飼い主が見つからないから殺処分されてしまうという事はありません。
ただ絶対に殺さないという事ではなく、やむを得ない理由がある時は殺しています。

とはいえ、その時もただ殺してしまうのではなく、痛みと苦しみを回避する安楽死でなくてはいけないと定められているのです。
また、殺処分されないためには、施設に収容されたペットに里親を見つける必要がありますが、実はドイツでは多くの里親が見つかっています。

ペットを飼う側も、まずはペットショップに行くのではなくて、収容している施設の方に出向いて、家族になれる子がいないかどうかを見に行くのが一般的となっているのです。
つまり、飼い主がなかなか見つからないから殺して処分するしかない、という事はまずありません。

勿論なかなか新しい飼い主が見つからないペットも中にはいますが、高齢になって亡くなるまで、しっかりとその施設で大切に育てられているのが現状です。

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