ペットがいれば問題が解決するのか?

ペットの効果

私の友人や知人で、子供が反抗期だったり情緒的に不安定だったときに
心が休まればいいということでペットを飼ったという人がとても多いです。
反抗期の息子がいて、家の中がぎすぎすして困るとか、受験生がいて、
家のなかがピリピリしているのが耐えられなくて犬を飼い出したという人、本当に多いです。
そして、親が子供に対して、イライラすればするほど、
ペットの数が増えていくという人がいます。

子供は、反抗的で、ちっともかわいくないけど、犬は従順だし猫は、
みていて飽きないからとってもかわいくて、飼って正解だったという声もよく聞きます。
たしかに、犬の可愛さには、心奪われるものがあるでしょうし、
自分がいなければご飯も食べられないと訴えるつぶらな瞳をみると
日ごろのつらい気持ちなど、吹っ飛んでしまうのでしょう。
犬に向かって、いらいらした気持ちを治めることもできるでしょうし。

散歩にいって、嫌な気持ちが吹き飛んだという経験もよくあることでしょう。
気持ちはよくわかりますし、実際に私もいままで何度も
犬や猫を飼いたいと思った経験があります。
でも我が家は息子が犬アレルギーがあるので、飼うことができず、
心底残念に思ったことがありました。

心を和ませる関係

こんなときに、犬がいてくれたらと思ったことも何度もあるのです。
でも、犬が家族の心を和らげるのはたしかにあるのですが、その反面、
親子の問題をペットにすり替えてしまっていいのかということも実は思っています。
反抗期のときは、時期がすぎるのを待つしかないでしょう。
でも、受験時期の子供の悩みやいらいらは、
やはり、親子でじっくりと話し合って解決することも、避けては通れない道だと思うのです。
ときには、泣き叫んだり、大声を出したり、手もでるということもあるんでしょうが
そういう解決をさけて、犬や猫でごまかしていたとしたらそれは解決にはならず、
逃げているような気がするのです。
少なくとも、我が家には犬や猫がいなかったので、
ペットにすり変えたくともすり替えられなかった結果、激しい喧嘩も話し合いもしました。
そのときは、本当に、くたくたにくたびれるほどの、言い合いになったりもしましたが
いまとなってみたら、あのときに、じっくり話あったり、喧嘩をしたのが
よかったのではないかと思うときがあります。
話し合いをすることによって、息子がなにをやりたいと思っているのか将来のことが
薄ぼんやりですが、見えてきたこともあるのです。

親子関係の問題は、どんなときでもしっかり対面しなくてはならないことです。
そのときに、話し合いをするという時間がもてないと、その先も将来のことや進路のことなど、
一番真剣に考えるときに、話さないで、適当なことでごまかすようなことになると思うのです。
親子の激しい喧嘩も、そんなに悪くないと思いますし。
その時期の対立はどの家庭でも必要だと思うのです。
ですから、犬や猫を可愛がるということと、家の中の雰囲気を和らげるとかは
別問題になってくるのではないかと私は思うのです。

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